高校受験対策オンライン家庭教師の選び方【気をつけるポイント】

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「高校受験対策としてオンライン家庭教師に
してみようと思うけど、どんなところに気を
つけて選べばいいの?

と悩んでいる保護者は多いでしょう。

私も経験しましたが、ベストな選択をする事
ってなかなか大変です。

お子さんの性格・成績・目標などにより、
ご家庭により重視するポイントも違ってきます

オンライン家庭教師各社を比較検討する際、
漠然と比較するだけでは選択に失敗して
後々後悔するかも
しれません。

そこで今回、オンライン家庭教師各社を比較
する際のポイントを詳しく解説します。

比較ポイントはかなり多岐に渡りますが、
最後まで目を通していただくと選び方の全貌
が見えてきてポイントがわかってきます。

コーヒーを飲みながらリラックスして
読んでみて下さい。

失敗しないためにポイントに沿ってゆっくり
じっくり検討してみましょう!

ではコーヒーの用意ができた方からどうぞ。

高校受験対策オンライン家庭教師の選び方【気をつけるポイント】

まずは学習目的をはっきりさせること!

ドア

まず、オンライン家庭教師に求める学習目的
をはっきりさせましょう。

理由は、学習指導コースを選択する際の指針
になるからです。

<学習目的の例>
・学校の授業サポートを受けたい!
(学校の授業をしっかり理解したい)
・基礎学力を上げる目的で授業を受けたい!
(基礎をしっかり見て欲しい)
・定期テスト対策をして欲しい!
(内申点を上げておきたい)
・高校受験対策まで視野に入れて欲しい!
(最終目標は志望校合格)
・苦手科目の克服を目的
(早めに対策しておきたい)
・有名私立に特化した対策授業を受けたい。
(特化対策希望)
・勉強のやり方や計画の立て方のフォロー
をして欲しい!(「コーチング」希望)
ざっと挙げましたが、保護者のニーズは
まだまだあるはず。

最初に学習目的をはっきりさせること

より、相談相手(塾側)も正確な提案が
可能となり、保護者側もぶれることなく
指導コースを選択できます。逆に、学習目的があいまい(よく考えないで
何となく決める)であれば、成績がうまく
上がらなかった時に、検証・対応が後手に
回る恐れがあります。

したがってどの塾を選ぶ場合であっても、
まず初めに学習目的を明確にしておく事
めちゃくちゃ大切だということ。
ここはよく押さえておいて下さい!

授業料についてチェック!(名目が多くて分かりづらいです)

授業料一般について

積まれたコイン

・授業料
・講師紹介料
・講師交代費
・年会費
・入会金
・教材費
・解約金
・月会費
・講師選抜費
・保証料
・サポート費
・更新費
・管理費

ずいぶん多いですよね。
これは私がオンライン学習塾を20社以上調べ
た際に出てきた、各社が料金説明で使用して
いるオンライン家庭教師にかかる費用の名目
です。

もちろん、これがすべて費用としてかかる訳
ではありません。

重複している内容もあれば、各社それぞれの
言い回しで料金名目を使っているので。

何が言いたいかというと、
各社独自の料金名称を使用しているので
(言葉の明確な定義がある訳ではない)
ので、費用名目の言い回しも多様になって
いるのが現状です。

・オンライン家庭教師の業界では、費用の
内訳が複雑である(様々な名目がある)
・同じ内容の費用であっても、会社により
名目が違うことがある。
ということです。
ただ、費用の名目が増えれば、消費者には
分かりずらい
。。。

費用の内訳なんて、我々にとってはどうでも
いいこと
です。
これって塾側の収支仕分けのハナシなので。
はっきりさせたいのは
その講習にいくらかかるのか?
です。

まとめます。
まず費用(授業料)を比較検討する際には、
まず(費用の内訳はさておき)そのプラン
だと合計で月いくらかかるのか?
を明確に確認する事です。
いわゆる「月謝」式の考え方(計算)です。
これがシンプルでわかりやすいと思います。

(すると、ある程度の年間費用も見えます)

「いろいろ名目あるけど、要は月に〇〇円
かかるのね」という感じで。。。

ピアノや英会話、水泳、習字、ダンス、など
の習い事と比較するイメージでいいです。

月いくらまでなら塾に支払えるか、という
視点で考えてますよね。

「月額でこのぐらいなら、週にもう1日増や
しても大丈夫だ」とか
「月額の費用がこんなにかかるなら、
1コマを短い時間にしてみうよう」とか。

その上で、内訳をしっかり確認しましょう。
(内訳を確認するタイミングは、他社比較の
際で十分です)

<授業料の考え方ポイント>
授業料は、まず「月謝」で確認して大枠を把握する。
なるべくシンプルな料金体系にまとめようと
している良心的な会社もあり、そういう会社
はやはり顧客満足度も高い印象があります。
個人的には料金体系が複雑な会社は、
顧客を重視していないイメージがあります。

その他授業料に付随する料金について

費用に関しては、下記の点にも注意!
・料金の値上がりがあるか。
(継続年数により料金の値上りがあるか)
・やめる際に解約金は発生するか。
・兄弟同時指導料金の料金割引はある
 のか。(兄弟同時指導の場合、2人
目は割引または無料の塾もある)
・返金保証はあるか。
・成績保証はあるか。
・母子家庭(父子家庭)応援制度はある?
・テキスト代の有無を確認。
(使用教材は用意される?自前の教材?)
これは授業料の「名目」ではありませんが、
あらかじめ確認しておきたいポイントです。
1つずつ見ていきましょう。
・料金の値上がりがあるか。
(継続年数により料金の値上がりがあるか)
・やめる際に、解約金は発生するか。
この2点は事前に確認していないとトラブル
になりますね。
後になって思いもよらない出費が生じる可能
性が出てきます。

個人的にはこの2つの費用は無料であるべきと
考えています。
「料金の値上がり」について、長年の利用者
に対してはむしろ継続割引にすべきであり、
解約に関しては1月前に申し出すればいい訳
で「解約金」が発生する理由が不明だから。

次の料金名目は、適用があれば
「ちょっと嬉しい」かも、のお話です♡
・兄弟同時指導の場合の料金割引はあるか。
・返金保証はあるか。
・成績保証はあるか。
・母子家庭(父子家庭)応援制度はあるか。
・兄弟同時指導の場合の料金割引を適用して
いる塾は結構ありますね。
大変ありがたいです!
すぐに飛びついちゃいそうですが、
ちょっと待った!
 兄弟同時指導の場合のパターンとしては、
(1)2人目が割引(半額とか)になる。
(2)2人目は無料になる。
特に(2)のパターンであれば、弟(妹)も
お願いしようかしら?ってなりますよね。
(1)のパターンであっても、兄弟一緒に
受けさせたいのであれば、利用を検討したい
ところです。
兄弟で入塾を検討する場合、経済的に見逃
せないチェックポイントといえます。

返金保証はあるか。
オンライン指導を受けた後日、
「オンライン指導を受けること自体が子ども
に合わなかった」とか
「システムに不具合が発生し、改善の見込み
がない」という場合など。
入会金や授業料を返金する制度です。
通信システムについては、事前に塾側の
スタッフが通信チェックを行うので、
パソコン自体の故障などの器材トラブル以外
でシステムが破綻する事は無いでしょう。
「オンライン自体が子どもに合わない」とい
う問題は生じるかもしれません。
無料体験や事前説明を受ける際に、心配事や
不安を解決しておくとといいでしょう。

成績保証はあるか。
成績保証とは、講義を受けたにもかかわらず
事前に定められた一定の成績を達成できな
かった場合に、追加授業を無料で受けられる
内容です。(適用条件は塾により様々です)
なかなかの自信ですね。

塾側は「絶対に成績を上げさせる」自信が
あるからこその保証と言えそうです。

ただ、こちらも真剣に成績UPをお願いして
授業料を払っている訳なので、ある意味それ
くらい真剣に教えてもらわないと困ります。
講師の質とカリキュラムに自信のある塾に
しか打ち出せないプログラムと思われます
ので、成績保証を打ち出している塾には、
かなり期待できるのではないでしょうか。

成績保証付きかどうかは塾選びの重要な
ポイント(他の塾との差別化)になります。
・母子家庭(父子家庭)応援制度は、塾に
より取り入れている金銭的に優遇される
制度です。
該当される場合は,入塾前に
確認しておきましょう。
テキスト代の有無も確認しておくこと。
自前の教材でOKなら教材費はかかりません。
指定教材の場合、教材費はかかりますが授業
料に含まれている場合もあります。

あとから高額の教材費が請求されないよう
使用テキストについても要確認です。

講師についてチェック!

OKする女性講師

画面越しの講義だからこそ、
講師にはこだわりたいところです。

成績を上げられるか、子どものやる気を引き
出せるか、担当講師が重要なキーとなるからです。

しかし一口に「講師」と言っても

・社会人か学生か
・専任か不特定(毎回変わる)か
・講師のキャリア年数や質は?

といった講師の質の話や、

・講師に希望する条件を要求できるか?
・講師を選ぶ際に、塾側で講師選定を
アシストしてくれるか?
・万一講師との相性が合わなかった場合、
講師の交代は可能か?
など、講師とのマッチングや相性なども考え
なくてはなりません。
順にみていきましょう。
・社会人か学生か
・専任か不特定(毎回変わる)か
・講師のキャリア年数や質は?

・社会人か学生か
これは一長一短があり、また好みの問題でも
あるので、一概に言えないところ。
講師に求めている要素で決めるべきです。

例えば、
憧れている大学に在籍中のするお兄さん
(お姉さん)に習いたい!とか
なるべく若い先生がいい!なら
→現役学生の講師が良いでしょうし、

ベテラン講師の経験と指導力に期待したい!
→指導経験の長いベテラン講師が良いです。

・専任か不特定(毎回変わる)か
これは結果重視であれば、専任(担当講師)
がいいです。絶対に。

一定期間同じ講師に見てもらった方が、生徒
の事をより理解できるからです。

ただ不特定講師であれば、同一条件なら料金
は安くなります。

・講師のキャリア年数や質は?
これは希望があれば、サイトでの情報収集時
にどのような講師がいるか確認しましょう。

塾によって登録講師の質が違います。
例えばある塾では国立大現役学生が多数在籍
していたり、別の塾では社会人講師のみ登録
していたりと。

希望する講師の登録者が多い塾を検討しましょう。

・講師とのマッチングや相性について
講師に希望する条件を塾側にリクエストした
場合(性別、年齢、性格など)
親身になって聞いてくれるかどうか
(探してくれるか)
しっかりチェックしましょう。

事務局側が講師と子どものマッチングを
親身にアシストしてくれるか
、です。

そして万一講師との相性が合わなかった
場合、速やかに交代可能か確認しておく
事も大切です。

どの塾においても無料体験授業が受けられる
はずなので、その際に希望する講師を事前に
伝えておいて、その講師に体験授業をして
もらえればベストですね。

なぜならその講師との相性や、講師の授業中
の雰囲気、教え方、指導力、性格などが事前
に確認できるからです。

講義形式やスケジュールについてチェック!

チェックリストの絵

・講義日と時間
→土日はOKか?
→遅い時間を希望しても問題ないか?
→日時変更はできるか?
・講義形式
→1対1か、1対複数か
→1コマの時間は?
→講義は録画できるか?

 

講義日と時間は、希望する日時に授業をして
もらえるかの確認です。

例1)「部活で帰りが遅くなるから、平日夜の
少し遅い時間帯でお願いしたい」

例2)「平日は習い事があるので、できれば
土日の午前中にお願いできれば。。。」

あとは日程変更は何日前までに連絡すれば
変更が可能かについても要確認です。

講義形式もチェック項目です。
1対1の完全マンツーマン指導が通常ですが、
中には1対複数といった講義形式もあるよう
です。(料金はその分安めに設定されている)

その他に確認しておきたいのが、
「1コマの時間」です。
調べた結果、1コマの時間は各社により様々
ですが、「30分」「45分」「60分」「90分」
「120分」の5パターンありました。
(調べればもっとあるかもしれません)

前述の授業料にも関連しますが、
A社とB社の授業料を比較して、1か月の
授業料が同じであっても、
1コマがA社30分、B社60分であれば
時間対費用計算では「A社の方が2倍の授業料
になる」という事です。

1コマの時間を考慮の上、授業料を比較して
下さい。

ぶっちゃけ1コマ何分が良いの?
と、率直に疑問を抱いた方もいるはず。。。

集中力が心配・オンライン学習がはじめて、
といったお子さんは
1コマ30分とか45分あたりからスタートする
のが良いです。(もちろん時間が短い方が、
授業料は安い傾向にある!)

中学校の授業が1授業50分ですよね。
なので45分くらいまでなら慣れているはず。

そして慣れてきた頃に、物足りなければ状況
に応じて授業時間を再検討(増やす方向で)
すればよいでしょう。

運営のサポートや授業外フォロー体制、学習・進路相談はできるか?

登山をサポートする男性

運営のサポート体制授業外のフォロー体制
はどうか?講義とは直接関係ないですが、
アフターフォローがどれだけ充実しているか
付加価値としてチェックしておきたいです。

運営のサポートや授業外のフォロー体制
授業を受ける中で、学習に関する悩み全般
を、運営側がどれだけ相談に乗ってくれる
のか、という事です。

オンライン授業を続けていく上での相談窓口
が、講師以外にあると安心ですよね。

授業外のフォロー体制とは、授業日以外に
質問したい場合に対応可能かどうかです。

勉強する上で分からない点があれば、即解決
したいので重要なポイントと言えます。

専用アプリやラインを利用して質問可能な
ケースもあるようです。

・学習・進路相談はできるか?
これぞ付加価値ですね。

授業とは別に学習全般に関する相談や、進路
に関する相談ができればとても助かります。

必要機器のレンタルやビデオ通話設定サポートをチェック!

PC用ヘッドセット

オンライン学習に必要な機材はパソコンや
タブレットで端末内にマイクとカメラが内蔵
されているものであればパソコン/タブレット
のみで始めることができます。

よりよい環境で講義を受けたい場合は、
外付けのWebカメラ、ヘッドセット、
スピーカーを用意して1ランク上の環境を
設定する方法もあります。

この辺りの機器は、通常自前で用意する必要
がありますが、どうしても用意できない場合
はレンタルサービスがあるか確認してみま
しょう。

また、ビデオ通話アプリのダウンロードや
設定・通話方法など、PCが苦手な方を対象
に、無料サポートがあるか確認しておきま
しょう。
(通常は無料設定サポート、通信速度テスト
など初めに対応してくれるはずです)

不登校生や発育障害の子に対応したクラスはあるか?

生徒と教師

近年増加傾向にある不登校生。
その割合は全国平均で3・94%
(2019年:文部科学省)
なんだそうです。

オンライン学習でうまく対応できるかどうか
不安ですよね。

不登校生や発育障害のお子さんが安心して
オンライン授業を受けられる塾もあるので
心配な場合、そのようなサービスに対応して
いるか確認しましょう。

無料体験学習で最終チェックしてみよう!

チェックする女性

ここまで様々なチェック項目を見てきました。
事前に確認できることは確認するとして、
最終的には無料体験学習で最終チェックして
みましょう。

・機材の使用感はどうか?
・回線に問題は無いか?
・講師に問題は無いか?
・オンライン形式の講義に不安を感じないか?
・授業の内容に満足できそうか?
・質問にはしっかり対応してくれたか?
・塾側の説明は丁寧であるか?
・料金は明瞭で納得できるか?

実際オンライン形式の体験講義を通じて
受ける印象を、子どもの感想も確認しつつ
検討するといいでしょう。

高校受験対策オンライン家庭教師の選び方 まとめ

いかがでしたか?
オンライン家庭教師の選び方のポイントを
並べてみましたが、思った以上にたくさん
出てきました。

下に表でまとめて一覧にしてみました。
コピーしてエクセルシートに貼り付ければ
簡単なチェックシートになります。
プリントアウトして是非活用してみて下さい。

オンライン家庭教師 チェックポイント表
学習目的基礎学力向上/定期テスト対策/高校受験対策/
苦手科目対策/コーチング/(         )
スケジュール週1回/2回/3回〔月 火 水 木 金 土 日〕
〔時間      時 ~     時まで〕
授業料【合計       円】/月 年会費【         円】
入会金【      円】   教材費【         円】
管理費【      円】 講師紹介料【         円】
その他の名目〔        〕  【         円】
解約金の
有無
 無し / 有り   (                  円)
料金の
値上げ
 無し / 有り  (                 円)
兄弟割引 無し / 有り  (割引内容              )
返金保証 無し / 有り  (要件:               )
成績保証 無し / 有り  (要件:               )
母子家庭
応援
 無し / 有り  (                 円)
テキスト代 無し / 有り  (                 円)
1コマの
時間
30分 /45分 /60分 /90分 /120分 /(    )分
講師【 学生(        大学) / 社会人        】
【講師キャリア       年】 【専任講師 /不特定講師】
授業外
フォロー
無し /有り 【媒体:LINE /電話 /専用アプリ(   )】
学習相談 無し   /   有り
進路相談 無し   /   有り
機器の
レンタル
 無し   /   有り (レンタル代:          )
機器設定
サポート
 無し   /   有り
通話アプリ Zoom  /  Skype  /  Tames /(          )
不登校生対応
発育障害対応
 無し   /   有り (内容:             )
無料体験授業 無し   /   有り

以上、スクリーンショットやそのままワード
に貼り付けてチェックリストとしてご活用
下さい。

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高校受験対策はオンライン家庭教師がおすすめ!【5つの理由】

→オンライン家庭教師おススメ10選(作成中・近日公開予定)

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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