【中学生】成績が上がらない理由はたった1つ!対策を徹底解説 

テストの点を上げる方法 (ロゴ)勉強法の悩み
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中学生になった子どもの成績が上がらず

・「あまり勉強してないけど大丈夫か」
・「勉強しているのに成績が上がらない」

という悩みを抱えているママさん、
その対策を知りたいと思いませんか?

こんな悩みを解決できる記事を用意しました。

何もしなければ解決しません。

そんな時は成績が上がらない子特有の
共通点からチェックしてみると、
案外すんなりと原因がわかることが多いです。

原因がわかれば対策を立てられるので、
解決に向け一気に進みます。

この記事では、中学生の成績が上がらない
原因と対策について話します!

まずは原因を探り、そして対策を練る、
この流れで進めていきます。

この対策を実践する事で、保護者の心配は
解決できます。

記事前半では
「勉強をやっていない子」

記事後半では
「勉強のやり方が間違っている子」

の対策説明をしますので、
じっくり読んでみて下さい。

【中学生】成績が上がらない理由はたった1つ!対策を徹底解説

成績が上がらないのは勉強のやり方がわからないから

困った卵のイラスト写真

子どもの成績が上がらないのは
勉強のやり方がわからないから

これが原因の全てであり結論です。

なぜなら、
勉強のやり方をしっかりと理解していれば、
成績が上がるはずだから。

勉強のやり方がわからないため、
その先にある勉強の楽しさにもまた
気付いていないのです。

考えてもみて下さい。
中学生になったとはいえ、ついこの前まで
小学生だった子どもです。

中学生になった途端に学習に目覚めるなんて
そんな都合のいいことあり得ません。
ましてや勉強のやり方なんて知りもしない
でしょう。

誰かが教える必要があります。
それは本来学校の先生が担うべきです。

周りに勉強できる子はいますよね。
あの子たちは勉強のやり方を知っています。

学校生活の中で、あるいは親に教えてもらい
やり方を知ったのです。

では、まだ知らない子にはどうするか?
教えてあげればいいんです。
勉強のやり方を。

成績が上がらないのは「勉強をやらない」「やり方が間違ってる」

勉強する兄弟

成績が上がらない子は、
勉強のやり方がわからないので、

・勉強をやっていない
・やっていても勉強のやり方が間違っている

のどちらかです。

「勉強をやらない」子へのアプローチ

勉強大変な子供

では勉強をやっていない子に対して、
成績を上げるにはどうアプローチしたらよいか?

勉強をやっていないのであれば、
やり方うんぬんの前に、そもそもスタート
ラインに立っていないことになります。

なのでスタートラインに立つ、すなわち
まず勉強を始めるように持っていきます。

勉強ギライの子どもに勉強を始める効果的な
方法は、勉強したくなる仕組みを考えること
からトライします。

勉強させるのではなく、どうやったら楽しく
勉強できるか
を考えます。

ここは

1.好奇心を引き出す方法
2.習慣化を利用する方法

の2本柱で検討しましょう。

子どもと一緒に、そして保護者主導で
考えて下さい。

熱狂する子ども

まず、1.好奇心を引き出す方法です。
勉強しないのは興味がないから。

逆に言うと興味があれば勉強するはず
興味を向けるよう好奇心を利用します。

例えば勉強をゲーム形式で「クイズ」や
「なぞなぞ」にして出題するとか。

はじめは親が出題者子どもが回答者
出題範囲は教科書から。
制限時間を決めてヒントを加えれば
よりゲーム性が高まります。

これなら勉強している、というより親子で
ゲームを楽しんでる感覚になります。

子どもが正解を連発したら「自分で解けた」
という自信がつくでしょう。
この時必ずほめてあげて下さい。(これ大切)

盛り上がれば子どもは集中力を発揮し、
「もっと問題出して」と催促するでしょう。

こうなったらこっちのもの。
「今の問題、連続正解ですごいね!」
「ママにもっと詳しく教えてくれないかな」

今度は子どもが先生親が生徒になり
話を聞いてあげましょう。

人に教えるという事は、頭の整理になるし
知識の確認にもなります。

こうして少しずつ、子どもの自己肯定感
UPしてゆけば、勉強が楽しくなり学習意欲が
高まります

歯ブラシ

2.習慣化を利用する方法
日常生活の一部に学習を取り込む
アプローチです。

例えば「歯磨く前にプリント1枚やる」とか
「食事前に単語5つ覚える」とか。
学習を習慣化してしまう方法です。

まとまった時間だけではなく、細切れ時間も
使って、勉強を習慣化する作戦です。

やり終わったら掲示板(もしくはカレンダー)
にチェックつけたり、ポイント制にしたりして
これまたゲーム感覚で習慣化するのもアリです。

この2つの方法は、あくまで勉強に興味を持って
もらう方法です。

化学を勉強する子

この先、もう一段階上の作業があります。
定期テストの底上げです。

ただ難しく考えないでいただきたいのは、
定期テストは「教科書から出題される
ということです。

・勉強に自信がない
・まだ慣れていない
・何から手をつければよいかわからない

のであれば、まずは教科書を読みましょう。
読書感覚でいいから読み込みましょう。

定期テストの範囲であれば、ページも多く
ないはず。

そしてわからないところがあれば先生に聞く、
このスタイルから始めましょう。

定期テストは教科書の範囲内から出る
授業でやってない事は出ないのです。

なのでまずは教科書の内容をしっかりと
理解することから頑張ってみましょう。

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「勉強のやり方が間違っている」子へのアプローチ

辞書を読む女の子

もったいないケースです。
やる気があって勉強もしているのに、
勉強のやり方が違うために結果が出ない。

でも考え方によっては、方向性を修正すれば
すぐにでも成績が上がる可能性があります。

ではどう修正すればいいか。

もしすでにコーチングや個別指導塾などに
依頼しているのであればプロに任せるべき
でしょう。

学習計画という形で正しいアプローチを提示
してくれるはずです。

もし塾など利用していなければ、保護者中心
に子どもを導かなくてはなりません。

一般的なチェック項目を作成しました。
チェック項目に沿って確認してください。

何故成績が上がらないのか?
該当箇所が是正すべきポイントになります。

大丈夫!すでに机に向かっているので
あとは正しい方向に導くだけです!
(解説はリストの後に)

チェックリスト

【勉強のやり方チェックリスト】
<時間の使い方>

勉強し始めるまで長くないですか?
実質的な勉強時間を十分確保してますか?

<勉強のやり方>

勉強が作業になっていませんか?
塾に行って勉強した気になってませんか?
多くの問題集が中途半端になってませんか?
勉強は量ではなく時間で決めてませんか?
間違えた問題はやり直していますか?
習った事はしっかり理解していますか?
アウトプットもしっかりやっていますか?

<授業の受け方>

しっかり授業を聞いてますか?
前に習った範囲を理解できていますか?
わからないことを放置していませんか?

以下解説します。

<時間の使い方>
☐勉強し始めるまで長くないですか?

勉強するまでに時間がかかることは
よくあります。

なかなか勉強始めないで、机の上を片づけ
してみたり、プリント類を眺めたり。

要はやる気が出ない状況なのです。

勉強し始めるまでの時間が長いと、
実質学習時間が減るので良くないです。

なので勉強の取っ掛かりとして、
あまり頭の使わない(疲れない)もの、
例えば簡単な暗記や問題から入るのが
良いです。

教科書を音読するのも良いですね。
スタートがうまくいけば、あとは軌道に
乗ってきます。

☐実質的な勉強時間を十分確保してますか?

子どもが部屋で勉強しているようであっても
机に向かっている時間がすべて勉強をしてる
時間ではありません。

スマホやタブレット、ゲームは部屋に持ち
込んでいませんか?

勉強をしているのに成績が悪い場合は、
実際の勉強時間を確認する必要があります。

「真の勉強時間」は意外なほど少ないかも
しれません。

勉強している「つもり」が「フリ」になって
いないか要注意です。

勉強する子ども

<勉強のやり方>
☐勉強が作業になっていませんか?

「帰宅してから学校のノートをきれいに書き
直す」子がいますが、これはもったいない
作業です。(これは勉強に入らない)

重要なポイントだけではなく、ノートに全部
丁寧にまとめるのは時間がもったいないです。

その時間は勉強に注ぐべきだから。

特にノートにまとめるのが好きな子は、
本当にきれいにまとめ上げます。
もはや芸術の域になることも。

その間、きれいに仕上げることに没頭して
いるので、成績UPにつながらない時間です。

ノートまとめは学校で済ませるように
しましょう。

☐塾に行って勉強した気になってませんか?

塾に通っている子が、塾で授業を受けるだけ
勉強した気になっているケースです。

目的が「成績を上げること」ではなく
「塾に行くこと」にすり替わっているので
塾に行けば成績が上がると勘違いしてます

これでは勉強する習慣が身につかず、成績が
一向に上がらない悪循環に陥ります。

塾に通って得た知識を自宅で復習して
自分のものにすることが大切であり、
その結果、成績アップにつながることを
説いて理解させて下さい。

☐多くの問題集が中途半端になってませんか?

これも「塾」と同じパターンです。
あれもこれもと問題集や参考書を購入して、
満足してしまっている。

ずらりと本棚に並んだ参考書・問題集を
眺めてご満悦。

参考書を購入すると気持ちが高揚します。
よし、頑張るぞ!ってなります。

でもこれだけでは当然意味がないです。
おそらくすべての書籍がつまみ食い状態で
中途半端ではありませんか?

参考書・問題集は使い込まないとダメです。
学習に有効活用して初めて意味があります

すでに買いそろえている場合、本当に必要
な参考書・問題集をピックアップして、
あとは押し入れにしまう。

そして選んだ参考書・問題集を徹底的に
やりこみましょう。

☐勉強は量ではなく時間で決めてませんか?

学習計画を立てることは本当に素晴らしい!
でも学習量の目安は何を基準にしてますか?

学習時間?
学習量?

大切なのは学習した量です。
何をどれだけ学習したのか。これが大事。

いまから10時まで勉強するぞ!
今日は3時間勉強しよう!

このように時間で決める子がいますが、
ダラダラしていても3時間机に向かって
いると「がんばった感」が出て「勉強した」
つもりになってしまいます。

これは大きな勘違いです。

今日の目標を量的に決めたら、集中して
終わらせる。

早目に終わったら、それはそれ。
ミッションクリアでOK!

ダラダラ続けるよりも、勉強はメリハリを
つけるといいです。

☐間違えた問題はやり直していますか?

問題を解いた後「解きっ放し」では、
問題に取り組んでも意味がないです。

できなかった問題がなぜできなかったのか
確認し、理解して初めて実力が付きます。

できなかった問題は苦手にしている単元で
あることも多いでしょう。

再検討するには多くのエネルギーを使います。
でも再度しっかりし確認して欲しい。

間違った箇所こそ、飛躍的に成績が上がる
可能性を秘めたポイントだから。
いわば成績UPのお宝ポイントと言えます。

間違えた個所は、確実にものにすること
何なら得意分野にしちゃって下さい。

☐習った事はしっかり理解していますか?

成績が上がらない子は、
勉強して「知ったつもり」
になっている人です。
「知っている」と「理解している」ことは
全く別物
です。

先生の話を聞けば確かに学んだ気になり
ます。でもそれは「知ったつもり」に
なっているだけかもしれません。

勉強は「知ったつもり」を「理解した」に
変えなければなりません。

その単元の問題が解けるか?
理由を説明できるか?
考え方が自分の中で消化できたか?

じっくり確認する習慣をつけましょう。

☐アウトプットもしっかりやっていますか?

インプット(教科書や参考書の読みこみ)
アウトプット(問題演習)

このバランスも大切です。

成績が上がらないのは、問題で正解が
出せないから。

問題で正解が出せないと、テストで点は
取れません。つまりアウトプットを数多く
こなす必要があります。

勉強しても成績が上がらない子は
インプットにだけに時間をかけすぎず、
「解く」「書く」というアウトプットに
多く時間を掛けましょう。

とくに定期テスト前は有効です。
テスト前はアウトプット中心で!

クラスルーム

<授業の受け方>
☐しっかり授業を聞いてますか?

学校の授業が一番大切です。
なぜなら

・すべての学習の根幹であり土台だから
・定期テスト出題のヒントになるから

 

学校授業が理解できないと、ゼロから自分で
勉強することになります。

これは大変な時間のロスに繋がります。

「塾で勉強するから授業は聞かなくていい
や」と思っている子は考え直しましょう。

授業は基本的な学力向上に最適で最重要
定期テストは授業でやったことだけ出ます。
(授業をしっかり聞いていると、テストに
出そうなところもわかってくるはず)

であるから、しっかり授業を受けること!

できることなら学校で学習の疑問をすべて
解決してしまいましょう。

もっと言うと、今日自宅で復習する箇所を
見つけておくといいでしょう。

☐ 前に習った範囲を理解できていますか? 

机に向かっていても成績が上がらない場合、
今勉強している分野ではなく、前に習った
その分野の基礎が理解できてない
のかも。

数学など積み重ねの科目になると、前の理解
が薄いと今の分野がわからなくなることが
あります。

どこがわからないのか確認し、必要であれば
過去の単元まで戻って理解し直しましょう。

☐わからないことを放置していませんか?

わからないことを放置していると、
気持ちよく先進にめません。

わからない箇所があると、その他の単元に
影響が出てしまう可能性
もあります。

これでは学習が進みません。
わからないことがあれば、すぐにでも解消
する姿勢が必要です。

先生に早めに聞きましょう。

【中学生】成績が上がらない理由はたった1つ!対策を徹底解説 まとめ

チューリップ
いかがでしたか?

何故成績が上がらないのか?

成績が上がらない原因は、ほとんどの場合、
勉強のやり方にあります。

やり方が間違っているのです。

今回の記事を参考にしていただき、
アプローチして下さい。

成績が上がらない原因がわかれば、
必ず解決できます。

最後に、
勉強する目的意識がない子は
勉強のモチベーションは上がりません

よって勉強意欲もわきません。

保護者の方へ。
勉強する意義、楽しさ、夢、希望、
勉強することの素晴らしさを子どもに語って
あげて下さい。

勉強する目的を見つけた子どもは
間違いなく飛躍しますよ!

最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

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