【要約】自宅学習の強化書|塾に行かなくても成績が超アップ を紹介

勉強中の中学生の絵参考になった本
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そろそろ塾に行かせた方が
いいのかなぁ

塾に行かなくても成績がアップする
方法があるらしいよ。

こんな悩みにおすすめしたいのが、
チャンネル登録者数100万人を超える
教育You Tuber 葉一氏の著書
自宅学習の強化書という書籍です。

本屋さんでも目立つところに飾られている、
今注目の書籍ですね。

この本は、勉強に不安を抱えている中学生に
書かれた本で、
特別な才能が無くても成績
を上げることは確実にできる
!をコンセプト
に、
特に「自宅学習力」を身につければ、
お金をかけなくても成績を伸ばすことが出来
ことをわかりやすく説いています。

そんな「自宅学習の強化書」を
今回要約してみました。

中学生に向けた本ですが、受験期のお子さん
がいるお母さん、お父さんに対しても
子どもに寄り添いながらより受験をより理解
したい方、自宅学習で成績を伸ばしたいと
考えている方、時間がなかなか取れない方は
是非参考にしてみて下さい。

<この本は、こんな人におすすめです!>
中学生のお子さんがいる保護者の方で
・塾に行かなくても成績をアップさせたい方
・自宅で勉強させたいけど、その方法が
わからない方
・家庭学習を身につけるやり方を知りたい方
・やる気と自信をつけさせたい方
・集中力アップの秘訣を知りたい方
・なかなか本を読む時間の無い方。
では早速「要約」内容を見てみましょう。

【要約】自宅学習の強化書|塾に行かなくても成績が超アップ を紹介

自宅学習の強化書

自分に合う勉強法を見つけること

学校教室の風景

勉強してもなかなか成績が上がらないのは、
自分なりの勉強法を作っていないから
ただ家で勉強すればいいのではない。

自分一人で計画を立てて家で勉強ができる
自宅学習力」を身につける事が大切。

なぜなら勉強法や計画を自分でアレンジする
能力が大切だから。

自分に合う勉強法がわかっていないと、
勉強していても点は取れない

「知っている」と「できる」ことはまったく
もの。

成果を出すには「知ること」ではなく
「できる(理解する)」ことが大切

自己肯定感が低い日本の子どもたち。
勉強に苦手意識がある子は自己肯定感が
低い。

勉強のやり方がいまいちわからない場合は、
「できないこと」ではなく「できること」
に目をむけて勉強法を決める
ほうが、実際の
成績アップにつながる。

勉強ができる友達の勉強法をまねてみるのも
良い。
そこから自分に合った方法にアレンジして
いく
ことも必要。

ドリルや参考書は実際に書店に行き
自分で決めて買うこと。
ただ「評判がいいから」といってよく見ない
で買うのはNG。

親が決めて買ってくるのもNG。
自分で決める力を養うチャンスです。

ネットではなく、実際に本屋で手を取って
見た方が、自分の感覚に合うものを見つけ
やすいはず。

やってはいけない勉強法は勉強が「作業」に
なってしまうケース。

たとえば「オリジナル英単語帳をつくる」
「帰宅して学校のノートをきれいに書き
直す」はNG。

労力と時間のロスだから。

最近は優秀な単語帳が売ってます。
ノートをきれいに書き直すのは二度手間。
その間勉強を進めるべき。

一人で乗り越えるための「計画の立て方」

卓上カレンダー

勉強しよう!と思ってもただがむしゃらに
進めるのは非効率的。

ますは効果が高い勉強計画を立てること。

「どうしたら自分の点は上がるか?」を
自分でプロデュースするイメージで。

その際下記5つの順番で自分の能力を分析
しながら計画を立てていく。

1. 定期テストか、受験のためか
2. テストはいつ?
3. 目標の点数は?
4. 目標を達成するためには、
何をどのくらい勉強すべきなのか?
5. 1日どれくらい勉強すればよいか。

勉強法と同じように、自分でどんどん
アレンジしていく。

学習計画を立てる時のポイントは
・長期計画(高校受験まで)
 志望校は早めに決めることが大事!
・中期計画
(定期テストなど。1~3か月程度)
・短期計画(1日や1~2週間程度)
に分けること。

長期計画は試験日までの残り日数から逆算
し、1日にどれくらいの勉強量が必要か
割り出して計画する。

中期計画や短期計画はより具体的に計画し、
目標達成できたかチェックする。

勉強計画は「時間」ではなく「勉強量」で
決める
こと。
なぜなら「時間」よりも「何をどれだけ
やったか」のほうが重要だから。

大事なのはその時間で勉強した
内容の濃さです。

「目標は高く!」よりも「絶対にやり
切る!」と言える計画が良い

ちゃんとやり切る事で、自分の自信になる
から。

高い目標も達成できなければマイナスに
なる。(自信を失くしてしまう)

もちろん計画に問題が出たら見直すことも
必要!

計画は多少崩れても取り返せる余裕を持って
立てると良い。

計画が崩れることを前提にすれば、あせらな
くて済むから。

そんなに疲れて、へこんでいても、
勉強しない日はつくらないこと。
(5分でもいいので絶対何かをやる)
自己肯定感を損なわずに済むから。

学校では教えてくれないテスト対策

本で作った人の顔

同じ300点ならどちらを選ぶ?
(考えてみて下さい)
A:5教科が全部60点で合計300点
B:100点、100点、100点、0点、0点で
合計300点

普通の親はAを求めがち。
でも勉強に苦手意識が強い子は、まずBを
目指して欲しい。
(もともと平均が70点以上であれば、
全体的に底上げしてOK)
平均点に届かない子は全教科やろうとする
と、勉強のエネルギーが5教科に分散され
てしまうから。

結果が出れば勉強の楽しさを実感でき
次回から勝負する教科を増やそうという
モチベーションになる。
結果にこだわること!モチベーションが上がるから)

数学:積み重ねの教科。前の単元が身に
ついてないと解けない。
難しい発展問題よりも基礎・応用問題が
確実にできるようにすること。

問題演習を繰り返しやる「反復」が重要。
ワークをこなした分だけその勉強量が結果に
結びつきやすい。

英語:英語の2本柱は「単語」と「文法」
中学で習う文法はそれ程多くない。
2週間本気でやれば覚えられる。

それよりも単語が厄介。
中学3年間で習う英単語は1000語以上。

自分ができそうな範囲で1日に暗記する数を
決めて習慣にすること。

✅国語:数学などと違い、繰り返し学習が
しにくい科目

1つの問題を深く掘り下げてなぜその答えに
なるのかを理解する方が力をつけられる。

そして問題を解くより解説を読み込むことが大切。
国語の参考書を選ぶ時も、答えの「解説」をみて
決めるとよい。

✅理科:暗記科目ではあるが、計算も出て
くるので繰り返し演習が必要。

単なる暗記では解けない「実験」があるのも
特徴。

実験についてはその目的、結果、実験器具を
セットで押さえておく必要がある。

✅社会:完全に暗記科目。暗記+演習問題を
セットに演習を重ねればOK。

テストでケアレスミスを防ぐには、
見直し時の目印用に問題に△×をつけておく。

△:一応答えを書いたけど、あまり自信がないあやしい問題
×:かなり難しいから、ねばってもキツそうなわからない問題

△は重点的に見直ししたい。
逆に×問題にはあまり時間をかけず、
時には捨てることも必要。

定期テストと受験勉強はどちらを優先すべきか?
定期テスト直前は定期テスト対策を。
受験勉強にもなるはず。

志望校の過去問は中3の夏休みになってから
やればよくて、早くからやる必要はない。

あまり早くからやってもまだ習っていない
箇所が多いから。

「勉強のルーティーン化」で差をつける

秋の校舎

毎日無理なく勉強できる自分にしたいのなら
ルーティーンとして習慣化してしまうのが
ベスト。

学校で出来るルーティーンは以下の通り

・今日、家でやる復習を、授業中に
決めておくこと。
・テストに出そうなところを予想しながら
授業を受けること。
どちらも授業に対する集中力が高まる効果
も期待できる。

わからない問題は先生に聞く。
その時事前に答えと解説をしっかり確認して
から聞く。

具体的な質問ができるから。
ただ「わからない」だけでは伸びない!

予習は余力があればやる程度、あくまでも
復習をメインにルーティーン化する。
(予習ができる人は、すでに復習が終わって
いる人限定です)

暗記ものは同じ日に2回、できれば翌朝、
1日後もやる。
繰り返すことで記憶の定着率が上がるから。

スキマ時間を活用するとよい。
机に座って問題を解くだけが勉強ではない。
移動時間や歯磨きの時間だって使うことが
出来る。

教科書で勉強したら、必ず演習問題をセット
で行うこと。
一度自力で解かないと、うろ覚えになり
がち

「わかったつもり」がなくなりしっかり頭に
入るため。

そしてワークの〇付けは問題を解いた後すぐ
にやること。
時間を空けない事で、確実に身につける
ため。

「間違った問題ノート」を作り、自分だけの
オリジナル教材をつくるのもよい。

負けない「集中力」を手に入れる

真剣に本を読む子供

自宅学習で集中力を保つには、休憩を入れる
等時間を分割して勉強する。

集中できる時間はその日のコンディション
にもよる。

目安は1時間くらいで出来る勉強量で区切る
イメージ。

姿勢を正しく保つこと、そしてシャーペン
を持つ手と反対の手で問題を囲むように
して置くと、より集中できて問題が早く
解ける。

勉強机から見えるところにある誘惑物を
撤去しよう。

誘惑物とは「マンガ、雑誌、ゲーム、
お菓子、スマホ、タブレット、CD/DVD」
など今勉強している教科以外の参考書も
同様です。

勉強中はスマホをしまい、通知音をオフに
しておく。

体調管理をしっかりして集中力を支える。
寝ること、食べることはとても重要。
睡眠時間はぜっていに削らないこと。

筆箱は選び抜いた精鋭だけを入れておく。
ペンを探す時間がムダだから。

やる気と自信を力にする

学生の集合写真

「やる気と自信」は勉強のモチベーションを
上げて結果を出すためにも絶対必要!
簡単な問題から「解けた!」という体験を
重ねるのが一番いい。

成果が出れば勉強も楽しくなりやる気も自信
も出てくる好循環となる。

寝る前に必ず1つ、「今日の自分」をほめる。
ポジティブな自己暗示がやる気と自信のモト
になるから。

ネガティブな気持ちを自分が成長できる力に
変えていく。

気分が落ち込んだっていい、受け入れて
まず一歩動いてみよう!
気分が乗らない時は、勉強する内容を変えて
みたり、好きなことをして気持ちを
リフレッシュする!

小さな成功体験の積み重ねが、大きな挑戦や
将来につながる。

行きたい高校の特色や実績を調べて、
夢をつかむイメージを広げておくことが
やる気につながる。

高校受験は大きく成長できる関門です。
・創意工夫力
・継続力
・決断力
・自己コントロール力
乗り越えれば、大きな力を手に入れます。

今、中学生の保護者の方に知って欲しいこと

家族写真

・子どもたちの自主性を育てるために、
細か口を出したり決めつけたりしない。
(参考書選び等は子どもたちが自分で
選んで買うのがおススメ)

・本当に大切なことを伝えるために、
叱咤・激励は1対9くらいの割合で。

・子どもたちを孤独にしないために、
親も自分の失敗談を語ろう。
(親が失敗や葛藤とどう向き合ったか
伝えるのは有益なこと)

・子どもたちの自己肯定感を高めるため、
自分も含め誰かと子どもを比べない。

・子どもたちの反抗期に際して、
近づきすぎず離れない、ほど良い距離感で。

まとめ

図書室の本棚

いかがでしたか?

中学生に向けた本ですが、我々親にも参考に
なる事が数多く書かれています。

最後の章は保護者向けの内容で、子どもに
対する接し方のアドバイスがありました。

印象に残った箇所は、結果を出すために
教科を絞って高得点を狙う作戦のくだり。
実は私も子供の頃、正に同じ体験で自信を
得た瞬間があったことを思い出しました。
テストで予想外にいい点を取ると、
本当に勉強が楽しくなるのです。

この本を読めば、中学生が学習計画を一人で
立てられるようになると思います。

そしてその能力は、将来様々な能力に
アレンジされていく事が期待できます。

この本の通り頑張れば塾に行かなくても
成績を上げることはできると思います。
但し筆者は塾に行く必要はない、とは
言っていません。

塾に行くかどうかは別問題として、まずは
自宅できっちり学習計画を立て、集中して
勉強する方法を確立することが大切である
と感じました。

興味ありましたら是非本を手に取って
読んでみて下さい。

自宅学習の強化書の基本情報

自宅学習の強化書

著者葉一
出版社フォレスト出版
販売価格1,540円
ページ数205ページ

以上です。

最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

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