【中学生】成績最下位から脱却できる!定期テストの点を上げる方法

【中学生】成績最下位から改善できる!テストの点を上げる方法 ロゴ勉強法の悩み
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中学生ともなれば、小学校とは比べ物に
ならない程学習内容のレベルが上がります。

子どもが
学校の勉強についていけない、
勉強をやる気にならない、
成績が上がらない、
そんな悩みを抱えていませんか?

一度成績が下がると、再び成績が向上する
きっかけをつかむのはかなり難しいです。

そこで今日は
【中学生】成績最下位から脱却できる!
定期テストの点を上げる方法

というタイトルで記事を書きます。

私自身の経験と子育てを通じた経験のもと、
教育書を読みあさったりして
普段から学習法をあれこれ考察しています。
その中で発見したこと、考え付いたことを
この記事で紹介します。

<この記事を読んでわかること>
・この記事は中学校での成績が
 クラスで最下位(もしくはそれに近い状況)の子の保護者が対象です。
・クラスで上位(10位以内)を目指す方法と取り組み方がわかります。
・具体的な勉強方法詳細については触れていません。
あくまで戦略的な内容の説明です。
・子どものやる気があれば、効果は高いです。
・この記事は5分程度で読み終わります。

【中学生】成績最下位から脱却できる!定期テストの点を上げる方法

ステップ1 まずは1教科に絞ること!

1番の子

結論から話しますと、ズバリ!
まず1教科に学習を集中すること」です。

テストは国数英社理の主要5教科ですが、
すべて頑張ろうとすると、どうしても
中途半端に終わります。

他の教科が心配?になるかもですが、
最下位を脱却を目的としたテスト対策に
特化した戦略としては
「1教科で結果を出すこと」に専念します。

理由は「自信をつけるため」です。

基本戦略~考え方~
1教科に学習エネルギーを集中する

結果を出す(テストで高得点)

自信がつき、勉強に対するモチベーションが上がる

さらに結果が出る(上位へ定着)
この流れを狙っています。
どうしても子どもに自信をつけさせたい!
だから「1教科に集中」です。
この子どもの自信が後に強力なパワーと
なって好循環を生み出します。
保護者の中には
「苦手科目は作って欲しくない」
「全体的に底上げする方法が知りたい」
という声も聞こえてきそうです。が、
そこは我慢です。
全教科やろうとすると、
勉強エネルギーが分散され、
点数も中途半端にしか伸びません。

ここのステップでこだわって欲しいのは
結果を出す事です!
(今回「結果を出す」とはクラス10位以内で
達成!としましょう)

結果が出ないと次のステップに行けません
だから総力を集中して1点突破なのです。
「最後には勝つ」ための戦略です。
結果を出すことを最優先に考えましょう!

次に考えるべきことは
「ではどの教科にするべきか?」です。
1教科目で結果を出す必要があるため、
大変重要な選択です。

教科選びの考え方
優先順位① 暗記科目(社会or理科)
優先順位② 好きな科目。

まず検討すべきは暗記科目を選ぶべき。
具体的には社会(または理科)
理由は一番結果が出やすいから。

社会と理科がどうしても無理なら、
次の選択として好きな教科を選ぶこと。
理由は好きであれば続けやすいから。

<好きな教科で選ぶ際の注意点>
そうはいっても
「数学」と「国語」はやめておきましょう。
数学は積み重ねの学問なので、結果を出すまでには時間がかかるから。
国語もワークを繰り返し解くのに適さず、短期間で結果が出づらいから。

数学も国語も複雑な思考が求められます。
1教科目は短期間で結果を出したいので、
ここは基本暗記科目で攻めます。

近年の入試問題を見ると、
社会や理科も単純な暗記科目ではないとも言えますが、
(統計や資料を見てその理解度を問う問題も出題されている)
(理科は実験や計算も出題されている)

それでも他の科目に比べると
・暗記的要素が強いこと。
・短期間で結果を出しやすいこと。
・独学でも学習しやすいこと。

などの理由から、社会(もしくは理科)
をお勧めします。

1教科を選択したら集中して学習を
始めましょう。

学習方法は
①教科書を何度も読み返す。
②問題集をやる。

基本的には①を中心に繰り返し精読する。
太字の重要キーワードは絶対押さえること。
漢字は書いて覚えましょう。
(歴史など漢字で書けるようにするため)

慣れたら②をやりつつ本文以外(欄外)の
記載や資料集にも目を通して漏れの無い
ように学習します。

とにかく基本は
教科書を繰り返し読む
ただこれだけです。

それだけ?と思うかもしれませんが
学ぶべきことは教科書に全て載っています。
じっくり読みこんでいけばOK。

小説を読むかの如く、とにかく読む。
すると試験範囲程度は覚えてしまいます。

・暗記は苦手なんだけどなぁ。。。
・うちの子集中力が続かないから。。。

子どもを叱る母親

なんて声も聞こえてきそうですが、
心配いりません。
教科書読むだけですから。
その為の暗記科目ですから。
複雑な思考は必要ありません。
子どもの暗記力をなめてはいけません。
覚えてしまえば点は取れます。
習慣にしてしまいましょう。

定期テストの日が決まったら、
なるべく早めに取り組みましょう。
早く取り組めば慌てなくて済みます。

ステップ1 まとめ
・1教科に学習を集中すること!
・暗記科目を選ぶこと(できれば社会、理科など)
・早めに教科書を何度も読み込もう!

ステップ2 結果が出たら2教科目に取り組むこと!

中学生の男女イラスト

よい結果が出た、として話を進めます。

では2教科目、行ってみましょう!

は?どういう事かって?

1教科目で結果が出ました。
これを別の教科でもう一度行います。
つまり2教科目に突入です。
(1教科目の学力は維持して下さい)

2教科目も暗記科目でいきましょう。

1教科目で結果が出たら、
本人に変化は見られたはず。

いままでは勉強に自信がなかった子が
「点数が上がった!」
「クラスで10位以内に入った!」
「みんなを驚かせた!」
「超うれしい!!」

という成功体験が得られれば、
勉強の楽しさを実感でき、次回から
勝負する科目数を増やそうとする
モチベーションが上がるはずです。

喜ぶ中学生

この好循環を生み出したかった!
だから結果を出すことにこだわったのです。

私自身の体験として、中学生の期末テストで
たまたま1教科(その時は社会)だけ
いい点数を取りました。

メチャくちゃ嬉しかったのを覚えています。
「自分でもやればできるんだ!」
「他の科目でも行けるかも!」
と気持ちが高揚したし、周りからも
「すごいね」と声をかけてもらい、
嬉しかったことを覚えています。

この
「やれば自分にもできる!」
「勉強って楽しい!」この感覚です。
この感覚がつかめたら、雪だるま式に
伸びていきます。
結果が出たら、保護者の方も思いっきり
褒めてあげて下さい。
それが更なる自信につながるはずです。

だから1教科目で結果を出すところが
一番きついと思います。
ここで結果が出たら、教科目も勢いその
ままで攻めてみて下さい。

すぐに結果は出ない事もありますが、
そこは継続して学習に取り組み、
まずは結果を出すことに注力して下さい!

ステップ2 まとめ
・2教科目に学習を集中すること!
(1教科目の学力は維持)
・2教科目も暗記科目を選ぶこと!

ステップ3 3教科目以降は持久戦。目標高校を意識して取り組むこと!

中学生のイラスト

さて、2科目目も結果を残しました。
ここからが本当の戦いが始まります。

実はこの時点ですでに大まかな目標は
達成しています。

2科目でクラス10位以内であれば、
すでにクラス下位ではないからです。

そしてすでに「やる気スイッチ」がONに
なっている子どもの快進撃は続きます。

その理由ですが、
現状は
・2教科は成績急上昇しています。
・(他の)3教科は伸びてないです。

このアンバランスを是正しようとする
心の作用が働くはずです。(周りの評価を
裏切りたくない、という感覚です)

机に向かう中学生

要は極端に2教科がよくて極端に3教科が
悪い、というアンバランスを修正したい
気持ちが間違いなく生じます。

今までの勉強が苦手だったころに比べ、
結果を出したことにより、少しずつ自分
なりの勉強のやり方も掴んできています。

そして本題ですが、3教科目も
クラストップ10入り目指しましょう。

選ぶ教科は好きな教科でOK!
これだ!と思った教科で行きましょう。

ここから先は伸び悩むことも想定されます。

でも大丈夫!間違いなく勢いがあります。
2教科分の成績を上げた自信が、勉強への
モチベーションを上げ、学習方法を把握
する能力を習得しているに違いありません。

大変なのは、他の2教科の力を維持しつつ
3教科目の底上げを狙うところです。

保護者のサポートもこれまで以上に必要に
なり、子どものメンタル的なフォロー
必要になってきます。まさに総力戦です。

目標の高校を調べたりして、合格後の華やか
な良いイメージを持ちながら気持ちを高める
のもいい方法です。
(成功したイメージを持つことは大切です)

今までの勉強に対する苦手意識を克服した
子どもはまだまだ伸びしろがあります。
きっと輝ける未来を掴めるでしょう。

ステップ3 まとめ
・3教科目に学習を集中すること!
(1、2教科目の学力は維持)
・3教科目は好きな教科でOK!!
・保護者のサポートは必要!
・成功したイメージを持って取り組む!

保護者の協力は不可欠です!

喜ぶ母親

何だかんだいっても中学生は子どもです。
一人で突っ走るのはしんどいでしょう。

ここは保護者も一緒に伴走するイメージ
フォローしてあげて下さい。

具体的には
・結果が出るまでの努力をほめてあげる。
・結果が出たら大いにほめてあげる。
・子どもの体調管理をチェック
(食事や睡眠など)
・話をよく聞いてあげる。
・イライラ、ガミガミはなるべく無しで。
・激励を増やす。

要は「明るく楽しく」です。
結果が出てくると、本人も勉強が楽しく
感じるはず。
家庭が明るくなれば
そんな上向きの雰囲気をさらに良くする
イメージで接してあげて下さい。

【中学生】成績最下位から脱却できる!定期テストの点を上げる方法 まとめ

受験生女の子のイラスト

いかがでしたか?
1教科に特化して段階的に科目を増やす
この戦略、あくまでも成功体験を通じて
子どものやる気を雪だるま式に引き出す
方法です。

成功体験のない(もしくは少ない)子ども
にとって、1回の成功体験は
莫大なプラスのエネルギーを生むんですね。

小さくてもいいので、成功体験を積み重ね
子どものやる気を十分に引き出してあげて
下さい。

繰り返しますが、教科を絞るこの方法も
他教科を一切やらなくていい、という訳では
ない点は注意。
普段の授業や宿題をしっかり行い、
分からない事はその都度先生に聞いたり
することは最低限すべきです。

つまり普段の学校授業は全力で受ける事が
前提になります。

心配しなくても1度成功体験したら
授業を受ける姿勢は変わり、それに伴い
成績も上がると思います。

最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

おしまい。

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